目次
1歳児への叱り方
3歳までは脳は未熟。欲望をコントロールできない
叱り方の前提として、知っておいてもらいたい事があります。
3歳くらいまでは脳はまだ未熟で欲望をコントロールできないと言われています。
「こうしたい!」という気持ちを抑える事ができないんです。
ママは「なんで言う事聞けないの!」と思ってしまう事もありますが、まだまだ産まれて1歳ちょっとです。
叱る必要がない時は、欲望を満たしてあげるか、もしくは別の事に気を向かせる事が効果的ですよ。
1歳児への叱り方
叱るのは社会のルールを教える時だけ
それでは、子どもを叱る時はどんな時でしょうか。
ダメと教えるのは、社会のルールを教える時です。
「食べ物で遊ぶのはダメな事」
「人を噛むのはダメな事」
「おともだちを叩くのはダメな事」
これを教えるのは、子どもが保育園や幼稚園でうまく過ごす事のために必要な事です。
社会のルールを教える時にだけ叱り、それ以外は沢山甘えさせていいんです。
脳の発達が未熟なうちに沢山甘やかして、子どもの気持ちを受け入れて、受け止められる心地良さを沢山知ってもらいましょう。
1歳児への叱り方
叱るときは20秒ルールが効果的
社会のルールを教える時だけ叱る必要がありますが、そんなとき、20秒ルールが効果的です。
「20秒ルール」は私の造語ですが、叱った後に20秒だけ子どもに考えさせる時間を持たせます。
例を挙げて説明していきますね。
子どもがパパを噛みました🐕
とすぐに叱ります。
余談ですが、我が家は「ダメ」と直接的、否定的な言葉を極力使わないようにしています。
(咄嗟につい出る事はありますが💦)
ここで噛む事を繰り返したり、笑って伝わっていないようだったらもう少し強く叱りますが、泣いたり、反省の色が見えたりしたらそこで叱るのはおしまいです。
そのまま20秒待ちます。
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・(泣いてる子を待つ20秒はとても長いです)
20秒たちました。
声のトーンを少し上げ、少しゆっくりとした声で、しゃがんでお話しします。
「噛んだらイタイイタイだからね。噛んだらブーだよ」
子どもが「うん、ブー😥」
これで終わりです。ママもこの後は切り替えて子どもと接していきましょう。
1歳児への叱り方
終わりに
まだ自分の感情がうまくコントロールできない1歳児後半。
イヤイヤ期も重なって自分の思いが強くなってきてママは大変な時期です。
子どもが言う事を聞かないとついついイライラしてしまいますが、脳が発達途中の大事なこの時期、笑顔で沢山過ごしてもらいたい。
叱る事は怒る事ではなく、子どもが保育園や学校に行っても困らないように社会のルールを教えてあげる事。
たった20秒だけでも、子ども自身に考える時間を持たせる事で、お話しを聞く準備ができます。
小さな事ですが、頭の片すみにおいてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊