少しは果物や甘いものを食べるんだけど、他はもう手を膝に置いて全然食べないの。
目次
2歳児の子が保育園で全然たべない
家庭環境もあると思いますが、食べる事に対して意欲がない子に食べさせるようにするというのは、とっても難しいですよね。
やっぱり自分から意欲的に食べてもらいたい。
育児に共通して言える事ですが、
「成功体験を沢山させてあげる」
ということで、子ども自身の自信に繋がり、食べられるようになる子が多いです。
2歳児の食べない子は成功体験を沢山させる
少し「成功体験」についてお話します。
成功体験は育児の中でとっても大切です。
積み木を積み重ねられた
ブロックを繋げられた。
等、小さな事でも「自分でできた!」という達成感が子どもの自己肯定感UPに繋がります。
この成功体験を沢山させてあげると「失敗してもくじけない子」になる。と言われています。
「できなかったからやーめた」
ていう子にはなってほしくないですよね。
「できなかった。次はできるかもしれない。もう一回やってみよう」
と挑戦できる子に育ててあげたい。
「成功体験」はそんな可能性を秘めているんです。
2歳の食べない子にどうやって成功体験をさせる?
その子にあった成功体験をさせてあげます。
と言ってしまうとこれで終わってしまうんですが、あまりにも丸投げなので今回の場合を例にとって説明しますね。
今回の「成功体験」は
「ご飯を全部食べられた!」という達成感に繋げる必要があります。
少量なら食べられる子です。
であれば、最初からご飯の量を少なくしましょう。
最初から少量のご飯を食べて、お皿がピッカリン✨(完食)
ここが保育園だったら、いつも食べ終わるのが最後だったのに、今日はおともだちの誰よりも早く食べる事ができた!
この時の気持ちを育みます。
「やったね!全部食べれたね!」
褒めてあげるような声をかけてください😊
この1つの成功体験ができたら、後はこっちのものです。
毎日少しずつ、量を増やしていきましょう。
お皿がピッカリンになった達成感を知った子どもは、また達成感を感じようとします。
自分はできるんだ!
そんな気持ちを知る事で子どもの自己肯定感も上がり、だんだんご飯を食べる量が増えていきますよ。
2歳の食べない子に絶対にやってはいけない食べさせ方
実際に保育園でやってる保育士もいて悲しくなるのですが、私としては絶対にやってほしくない食べさせ方は、子どもを否定する言葉をかける事です。
怒る口調で食べさせようとするのは絶対に避けてください。
怒られたくてわざと残してる子はいません。
残してしまった理由は必ずあります。
理由もなく残しません。
「嫌いなものしか残ってない。」
「もうお腹いっぱい」
「甘えたい」
理由はその子、その時々によって様々だと思います。
しかし、大人のペースに子どもはなかなか合わせられませんし、うまく自分の気持ちを言葉にもできません。
ペースに合わせられるし自分の気持ちを伝えられる大人が子どものペースに合わせ、可能であれば子どもの気持ちを代弁してあげましょう。
2歳の食べない子に食べさせる方法 終わりに
子どもは思い通りには動きません。
それが当たり前ですが、「子どもが思い通りに動いているように見せかけて、実は大人が誘導して導いている」これが理想の保育です。
成功体験もそのうちの1つですが、子どもが成功できるように大人がコントロール、誘導し、達成感を感じさせ、「自分はできるんだ!」と思ってもらう。
子どもはなかなか賢く単純にはいかない事もありますが、困ったときは「この場合の成功体験とはなんだろう」と考えて、小さな成功から達成できるように導いてあげると良いかと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。