おしりリレー競走
部屋の中で全力で駆け回ることは危ないですが、お部屋の中で、座った状態で走ることができれば安全です。
座った状態で走るとは…?
体育座りの状態で、明日を曲げて進んでいくイメージです。
やり方は工夫していただければと思いますが、私のやり方を説明すると、2チームに分かれて、少し遠くにカラーコーンのような目印をおきます。(椅子とかでもOK)
ガムテープやビニールテープでスタートラインを作って、
よーい、スタート!!
お尻と足の力だけで進んで、カラーコンでぐるっと折り返し、
戻ってきたら次の子にタッチ!次の子がスタート!
体力も使うし体の普段使わない筋肉も使うのでとてもいい運動になります。
リレー形式でやっていくと、とても盛り上がりますよ。
3歳児はまだ手を使うようにして、4〜5歳児は手を使わないで進むようにしてみましょう。
なお、大人はどちらでもめちゃくちゃ疲れます…笑
宝探しゲーム
こちらは王道の遊び方ですが、
おままごとで使う野菜や、電車のおもちゃなどを先生たちが部屋の中に隠して、それを子どもたちが探すゲームです。
「これを隠すよ!」と事前に”隠す宝物”を伝えてもいいし、
「野菜が隠れているけど、どの野菜が隠れているかは内緒だよ!」と、おおまかなものだけ伝えて何が隠されているかは秘密にしておくことでもいいですね。
何が見つかるのかな?どこに隠されているのかな?と、子どもたちは普段使っているおままごとのおもちゃでも遊び方が違うだけで新しい気持ちで遊ぶことができます。
例えば、保育室の中におままごとで使う野菜のおもちゃを20個隠して、子どもたちに探させます。
最後の方になってくると、保育者もどこに隠したのかわからなくなり、みんなで探します😂
シール探しゲーム
こちらも宝探しゲームに近いですが、宝物を「シール」に置き換えて、「シール」を保育室の至る所に隠します。
シールを見つけることができたら、自分のロッカーやシール帳に貼っていき、集まっていく楽しさも生まれます。
ここで少し注意したいのが、月齢や発達の差や、得意不得意があるので、沢山見つけられる子、見つけられない子が出てくると思います。
そんな時は、ルールを追加する2つパターンがあります。
1つ目は、「ヒントを教える」ルールの追加。
「シールは1人1枚まで。もし2枚目のシールを見つけられたら、まだ見つけられないおともだちにヒントをあげてね。」
子どもたちの成長と発達の具合にもよりますが、ヒントを出せるくらいの月齢、4歳児くらいであれば大丈夫かと思います。
もう1つのパターンは、「応援ゾーン」を追加すること。
月齢が低い子たち向けのルールですが、見つけられた子が待っている”応援ゾーン”を作ります。
「シールが見つけられた子はここのゾーンで応援しげあげてね」
新聞紙でジャンケンゲーム
ジャンケンのルールが理解できるようになる4〜5歳児向けのゲームになるかと思います。
新聞紙を子どもたち1人ずつに配り、まずは、大きく広げた新聞紙に子どもたちが乗ります。
先生は前に立って
「じゃーんけーんぽん!」
負けた子は新聞紙を半分に折ります。
子どもたちに自分で半分に折るようにしてもらいましょう。
これを繰り返して、最後まで新聞紙に乗ってられた子が勝ちです。
我が子とやってみましたが、最後は片足で乗ってジャンケンしていました😂
手押し相撲
こちらも定番の遊びですが、手で押し合う相撲です。
ビニールテープで円を作り、手で押し合う相撲をするだけですが、これが意外と盛り上がります。
なお、遊ぶ前の導入にはこの絵本「はっきよい畑場所」がおすすめです。
野菜たちがお相撲をしていく絵本なので、絵本を読んで相撲への気持ちを高めましょう。
のりのりダンボール
子どもが入るくらいのダンボールを2つ用意します📦
ガムテープやビニールテープでスタートラインを作って、
少し遠いところにもう1つラインを作って、
二人1組✖️2(計4人)になって、準備OK!
子ども1人がダンボールに入り、もう一人が引っ張ってダンボールをずるずる引きずります。
スタートラインから始まって、もう1つのラインを超えたら、乗っている人と引っ張っている人が交代!
スタートラインに戻ってきたら、次の組の子にタッチ!
次の2人1組の子がダンボールに乗り、ダンボールをひきづり…というリレー形式で進めます。
イス取りゲーム
こちらも定番の室内遊びですが、月齢によって少し遊び方を変えていきましょう。
例えば、3歳児、初めてこの遊びをする時は、
ルールを覚えるためにも子どもの人数よりも多い数のイスで遊んでみます。
イスは丸く囲うのではなく、部屋のいろんなところにバラバラで置くのも良いですね。
壁際にイスを置くようにすると、イスの背もたれにぶつかることも少ないので安心です。
”音楽が止まったら椅子に座る”
このルールをまずは覚えてもらうためにも、まずは椅子は子どもの数よりも多く準備をして始めると良いです。
ルールに慣れてきたら、少しずつ椅子を減らしていきましょう🤫
子どもの人数よりも椅子が少なくなってきたら、まずは先生が座れなかった振りをしてあげてください。
これだけでも、結構盛り上がりました。
あと、座れなかった子は抜けるのではなく、椅子も減らさずにまた一緒に遊んであげましょう。
椅子は子ども+先生の人数よりも1つ少ない数でキープです。
花紙キャッチ
飾りつけの花を作るのに使う、薄い和紙のような紙、ありますよね。
100円均一で売っている花紙で十分です。
これを、高いところからヒラヒラ〜っと落とすと、ゆーっくり落ちるんです。
保育者がヒラヒラ〜っと落として、子どもたちが床に落ちる前につかまえます。
花紙の色でチームを分けて黄色チーム、青チームでどっちが多く取れるかな?と対抗戦にしても面白いですね。
お部屋遊びのポイント
楽しい遊びでもずーっと同じ遊びは子どもたちもだんだん飽きてきます。
目安は15分ずつくらいで、子どもたちが飽きてきている雰囲気や他に気を取られる等、気が散ってくるようでしたら次の遊びに変えていきましょう。
子どもたちに遊びに集中してもらい、他の事に気を取られる隙を与えないようにすれば、子どもたちのコントロールもしやすいし、こちらの都合のいいように誘導できます。
次の遊びの準備をしている間も、理想は子どもたちは壁ぺったんさせて、保育者1人が子どもたちにお話をし、もう1人が準備をする。次の遊びのルール説明や、絵本、簡単な手品とかでもいいですね。
あくまでも、理想的なお話ですが…。
子どもたちの気持ちがずっとこっちに向いてくれるように仕向けるとコントロールしやすいです。
なかなか上手くいかない事も多いですが、子どもたちの興味を引ければ大成功です。