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子どもが吐いた時の対処法【保育士が見る救急ハンドブック】

こんな時は病院へ

 

✔ぐったりして顔色が悪い
✔嘔吐をくり返す
✔緑色の胆汁や血液が混じっている
✔けいれんをおこしている
✔発熱、頭痛がある
✔意識がはっきりしない
⇒すぐに小児科で診てもらいましょう

 

✔下痢を伴う
⇒嘔吐と下痢が同時にあると、脱水症状が心配です。小児科を受診しましょう

✔吐く前に、頭やおなかを打っている
⇒頭やおなかを強打すると、しばらく時間が経過してから、吐くことがあります。外科、または小児科で診てもらいましょう

うちの子大丈夫かな…。病院にいく程ではなかったけど、どう対処したらいいの?
子どもは中枢神経の調整機能が不十分のため、ちょっとの刺激や食べ過ぎでも吐く事があります。1回だけなら心配のないことが多いですが、応急手当の方法をお伝えしておきます。事前に知っておくだけでもいざというとき安心ですよ。

子どもが吐いた時の手当て

横向きに寝かせる

吐いたものが気管に詰まらないように、横向きに寝かせましょう。

吐き気が治まらない時は、背中をさすってあげると楽になります。

口をすすぎ、水分補給を

いやな匂いが吐き気を誘わないように、口をすすぎましょう。

落ち着いてきたら、お茶や湯冷ましを与え、水分の補給をします。

洋服が汚れていたら着替えさせましょう。

様子を観察

一度だけ吐いたあと、元気ならあまり心配はないでしょう。

何度もくり返したり、発熱等他の症状を伴う場合は、小児科で診てもらいましょう。

心因性ということも考えてみる

4~5歳くらいになると、いやな事や、嫌いな食べ物を強要されると、吐くことがあります。

原因を考えて、改善できたらしてあげましょう。

 

子どもは、まわりの子がいやがる事もあり、吐いた事を「悪いこと」と思ってしまいます。早く片付けて、安心させてあげましょう。

 

家に1冊あると安心

 

子どもの突然のケガや病気って焦りますよね。

 

事前に知識として頭のすみっこにいれておくだけでも対処するスピードが大きく変わります。

こちらの本、保育園・幼稚園用の先生向けのハンドブックですが、お家に1冊あると安心ですよ


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