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【保育園見学前必見!】保育士ママが選ぶ保育園の選び方10のポイント

保育園ってどうやって選べばいいの?
子どもには良い保育園に通ってもらいたいけど、どこも同じじゃないの?どうやって選べばいいの?
沢山ある保育園の中でどこを第一希望にするか、悩みますよね。

「家からの距離」「設備は綺麗か」「毎日の支度はどうするのか」等、沢山ありすぎて、何をポイントに決めれば良いのかわからなくなります。

保育に正解はないと思いますが、保育士として10年以上携わってきた私が、実際に園見学に行って感じたことをお伝えしたいと思います。

かなり独断偏見が混じっているため、他の「オムツは持ち帰りか」等をご紹介しているサイトとは別目線となります。

「子どもにとって良い環境の保育園に預けたい」という思いで書いています。

保育園の選び方1:挨拶

 

まず最初に園に入った時、対応してくれた先生の挨拶や表情を必ず見てください。

 

おはようございます!

 

笑顔で出迎えてくれる先生がいた保育園はとても好印象です。

 

見学に来たことをあたたかく迎え入れてもらっている気がしました。

 

一方で、とても淡々とした態度の先生もいました。一応挨拶はしてくれましたが、名前も役職も名乗らない先生でした…。

 

一般的には、「園長の〇〇です。よろしくお願いします。」や、「主任の〇〇です。」と名乗った後、園の方針などを説明し、見学がスタートすることが多いです。

 

そこの園はいきなり園見学がスタート。一体あなたは何者なのですか?という気持ちでした。

 

最後までその先生は園長なのか、主任なのか、普通の先生なのか…誰なのかは謎でした。

 

そしてもう1つ。

 

挨拶は、案内してくれる先生だけでなく、お部屋にいる先生もするかどうかチェックです。

 

「見学の方です〜!」

 

と園長先生がお部屋に案内してくれた時、お部屋で保育してる先生達がこちらに挨拶してくれるか、どんな表情か、よく観察しておいて下さい。

 

見学の保護者にも挨拶、気配りのできる先生は、きっと保育の面においても、色々なことに気配りのできる先生なはずです。

保育園の選び方2:環境

お部屋の環境をよく観察して下さい。

 

各クラスを回って案内してくれるはずなので、その時に、それぞれのクラスのお部屋をよーく見てくださいね。

 

まずは、ロッカーや棚の上などが整理整頓されているか。

 

棚の上に危険な物を置かないのは保育士であれば当然の配慮です。

 

万が一、上から物が落ちてきてしまうこともあるかもしれません。

 

また、物の整理がされている保育室は、掃除等も行き届いていて衛生面も安心できると思います。

 

保育園の選び方3:子どもと先生の人数

次に、お部屋にいる子どもの人数と先生の人数を見てください。

 

国の基準で、子どもに対して保育士がつく人数は定められています。

 

クラス 大人1人に対する子どもの人数
0歳児 3人
1、2歳児 6人
3歳児 20人
4、5歳児 30人

 

…ですが、

 

実際にこの対数での保育は厳しいものがあるので、これ以上の保育士を配置している園がほとんどです。
(自治体によっても国の基準より厳しい基準を設けているところもあります。)

 

なので、国基準の対数であることは絶対ですが、子どもにちゃんと目が行き届く人数の先生がお部屋にいるのかを見てくださいね。

 

ちなみに私が見てよかった保育園では、0歳児6人に対して3人の先生でゆったり保育していて、食事も1人ひとり丁寧に見てくれていました。

 

また1.2歳児でも、10人に対して3人の先生がついたり、11名クラスの3.4.5歳児にも2人ずつ先生がついていて、とても手厚い印象でした。

 

そこの園長先生いわく、先生の人数は多めにつけた方が、子どもにも目が行き届くし、一人ひとりとゆったり関われるからとのこと。

 

確かにそのとおりです。

 

複数での保育は、保育士の気持ちのゆとりも生まれ、穏やかなゆったりとした保育に繋がると私も思います。

 

3,4,5歳の幼児になると見守ることも大切なので、大人の人数が多ければ良いという訳でもないのですが、ひとつの目安としてみてもらえればと思います。

 

保育園の選び方4:どんな遊び方をしているか

 

玩具があちらこちらに散らばってたりしないかな

 

なんでもかんでも子どもがやりたがる玩具を出せば良いのではありません。

 

お家ではそんなこともあるかもしれませんが、ここは保育園

 

コーナーに仕切ってそれぞれの遊びを保障(守る)してあげることや、使わない玩具はその都度片付けを促して、整った環境をつくることも保育士の努めです。

 

お部屋での子どもたちの遊び方、ぜひチェックしてみてください。

 

保育園の選び方5:先生とどんなやりとりをしてるか

上記の遊び方に繋がるのですが、子どもの遊びに先生がどんな風に関わっているのかも耳を傾けてみて欲しいポイントです。

 

幼児クラス(3〜5歳)になると先生は子どもの輪に入りすぎず、見守っていることが多いと思うのですが、乳児クラス(0〜2歳)では先生とのスキンシップや応答的な関わりがとても大事なのです。

 

大好きな先生をつくり、密な関わりの中で人と関わる心地よさを積み重ねていくことが、幼児クラスになってからの人間関係の基盤にも繋がっていくと思います。

 

子どもの遊びを一緒に楽しんでくれているか、子どもたちに目が行き届いているか、見てみて下さいね。

 

保育園の選び方6:先生の声掛け

見学した園の中で、大きな声を張り上げて指示していたり、注意したり、強い口調で子どもに接している先生はいませんでしたか?

 

相手は子どもです。

 

静かにできなかったり、おふざけしてしまうことがあるのも当然の姿です。

 

そんな姿も受け止めつつ、そこを良い方向に促していく力が保育には求められますし、そんな時こそ、先生の腕の見せ所だと私は思います。

 

子どもが自ら気づいて行動できるような、援助の仕方を先生にはして欲しいものですよね。

 

優しく、穏やかな口調でも、保育士の声掛けの工夫次第で、子どもたちは話を聞いてくれますよ。

 

「早くしなさい!」

 

「まだですか!?」

 

など、先生の指示や、せかしたりするような声掛けが目立つ園ではなく、必要な声掛けだけをして、ゆったり子どもたちを待つことのできる園

 

先生の声ではなく、子どもたちの元気な楽しそうな声がこだまする園。そんな素敵な保育園を選びたいですよね。

 

保育園の選び方7:給食のサンプル

給食のサンプルを玄関先に掲示している保育園は多いです。

 

その日、子どもたちがどんなご飯を食べているのか、保護者の方が実物を見ることができるようになっています。

 

食育に力を入れてくれている保育園は、行事にあわせた可愛いらしいご飯を作ってくれていたり、彩りも考えられていて、見た目もとても華やかです。

 

毎日仕事が忙しい中で、夜ご飯の栄養バランスを常に考えるのは大変ですが、保育園がしっかりとしたお昼ご飯を提供してくれていると、多少、夜ご飯が偏ってしまったとしても、総合的な栄養バランスで考えることもできて、少し気が楽になるかと思います。

 

保育園の給食サンプルも、チェックしてみて下さいね。

 

保育園の選び方8:夜勤のある人は注意!夜勤明けの日は子供を見てくれる?

 

基本、お休みの日は保育園に預けないルールとなっていると思いますが、

 

「夜勤明けの次の日はお休みに該当するのか。」

 

夜通し働いて寝ないといけないのに、子どもを預けられないと辛いですよね。

 

保育園によっては

 

「それは大変ですね!全然預けてください!」

 

と事情をわかってくれる保育園がほとんどかと思いますが、実際は自治体や保育園によって考え方が様々です。

 

私の友人も、「旦那さんが夜勤明けの日は預けないでください」と言われたそうで、旦那さんが大変そうです。

 

夫婦どちらかが夜勤がある仕事の人は事前に確認しておくと、そのあとのトラブルも回避できると思います。

 

可能でしたら、いつもより少し早くお迎えに行ってあげるとよいですね。

 

保育園の選び方9:カメラが各部屋についてるか

 

「あればベター」くらいなので、「ないとダメ!」というものではありません。

 

「ずっと監視されてるの…?」とちょっと懸念に思われるかもしれませんが、

 

監視カメラが設置されている園はかなり良心的です。

 

保育士の先生からしたら、ちょっとやりづらいかもしれませんが…。

 

親側からすると、「しっかり保育士まで管理してくれる園なんだな」という印象です。

 

万が一ケガ等のトラブルが起こった時、後から見返す事もでき、証拠としても残るため、

 

「なぜそうなったのか」

 

「どのようにそうなったのか」

 

が分かり、親側、保育園側にもメリットがある設備だと思っています。

 

最近は、とても悲しい事に保育者が子どもを虐待しているという保育園もニュースになっていますし、子どもたちを見る部屋を見学するときは、部屋入り口付近の天井に少し目を移してみてください。

 

保育園の選び方10:保育園の立地環境

こちらの内容は私の経験からくるかなりの偏見のため、一概には言えませんが、ここだけの話、個人的には駅近くの保育園がお勧めです。

 

もちろん利便性に越した事はありません。近いと便利ですし、わざわざ家から遠い園に預ける理由はないと思います。

 

ここでの理由は、自分の子以外の子どもたちの育つ環境です。

 

駅の近く、言い換えるとちょっとリッチな場所にある保育園がお勧めです。

 

経験上、立地条件が良い場所にある保育園の子どもたちはとても満たされていて、落ち着いた子が多いです。

 

あまり多くは語れませんが、例としてあげるとタワーマンションの中にある保育園は好条件だと思います。

 

保育園は1日長い時間を過ごし、社会性を身に着ける大事な場所です。

 

自分の子が平和に過ごし、社会性を身に着けながら楽しく成長してもらえる場所だと嬉しいですよね。

 

保育園の選び方:終わりに

以上が、私の考える保育園見学のポイントです。

 

私も沢山の保育園を見学しに行きましたが、色々悩んだあげく、結局は「家から1番近い保育園」を第一希望に選びました笑

 

皆さんが、何を優先に考えるか、どんな園にお子さんを入れたいと思うかは、それぞれですが、少しでも、皆さんの保育園見学のお役にたてれば幸いです✨