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声かけで子どもは変わる!優しい子に育てるための声かけ

子どもへの声掛け、気にされた事はありますか?実は声かけ一つで子どもの心は大きく動くことが多いです。私が実際にやってみて上手くいったなと感じた声掛けを紹介していきます

 

いいよ。ちょっと待ってね。

まずは、簡単なお返事から。

 

子どもから何かを(例えば、「コッチきてー!」とか)お願いされた時、

 

時間があるときはいいんですけど、忙しいとついつい

 

「ちょっと待って!」

 

と言っちゃいますよね。

 

まず初めに「いいよー」と肯定的な言葉を伝えておき、

 

その後に「ちょっと待っててね」とこちらの都合を伝えます。

 

「いいよー。ちょっと待っててね」

 

すると、なぜかちゃんと待っててくれるようになりました。

 

「わかってくれたんだ」と子どもが”受け止められた実感”を与える事でこちらの都合も受け入れやすくなったのかなと思います。

 

耳元でそっと、「「ありがとう」って言うんだよ」

 

お友達におもちゃを貸してもらったり、お菓子をもらったりしたとき、子どもに

 

「ありがとうは?」って言っていたら子どもが何かしたときに、子どもまで

 

「ありがとうは!?」

 

と言うようになってしまいました💦

 

「ありがとう」を要求する子になるのはちょっと困る…。

 

子どもの耳元で、少し小さな声で

 

「「ありがとう」って言うんだよ。」

 

とこっそり伝えるようにすると、「ありがとうは!?」と言わなくなりました。

 

お友達にまで「ありがとうは!?」と言ってしまったらどうしようと悩みましたが、これで一安心です。

 

まま、ご飯作ってくれてありがとう

我が家は、パパが毎日のご飯の度に

 

「ご飯作ってくれてありがとう」

 

と言ってくれるのですが、それを毎日聞いていた我が子も気づいたら

 

「ママ〜ごはんつくってくれてありがとう」

 

と言ってくれるようになりました。

 

パパが毎日何気なく(若干狙っていたようですが)言っていたことで自然と覚えたようで、「この時はこう言うとママ喜ぶんだ!」と記憶したのか、突然言うようになりました。

 

「ありがとうって言おうね!」「こう言おうね!」と教えるよりも自然で、自発的に言うようになるので嬉しいです。

 

事例に限らず、”こんなこと言ってほしいな”ということは、身近な親がモデルとなって率先して行って見せていくことで、子どもは自然と吸収していきます。

 

ごめんねって自然と言える子になるには?

 

先ほどの「ありがとう」と重複しますが、何か悪いことをしてしまった時に限らず、わざとではないけど、ぶつかってしまったり、お茶をこぼしてしまったり、謝るべき時ってありますよね。

 

そんな時も素直に「ごめんね」が言える子であってほしい。

 

まだ幼い子どもにとって

 

”わざとではないけど相手に配慮してごめんねと伝える”

 

ことは安易なことではありません。

 

思わず、「ごめんねは?」と強要してしまいそうになる気持ちもわかりますが、そう声をかけていたら、

 

「ママ、ごめんねは?」

 

と言われたことがありハッとしました。

 

お友達に対して「ごめんねは?」なんて強要する子にはなって欲しくありません。

 

それからは、ごめんねと言ってほしい時には、耳元で、少し小さな声で

 

「「ごめんね」って言うといいよ。」

 

とそっと教えるようにしています。

 

もしここまで真似したとしても、子どもに耳元で小さな声で「ごめんねって言うんだよ」って言われても、可愛いから許しちゃいますね。

 

やらなくなった事を言葉にして褒める

 

危ない事をした時は、もちろん叱ります。

 

けど、その後、子どもが同じ行動をしていないか。

 

気にしたことはありますか?

 

実は、「やらないように気をつけよう」と子どもが気をつけてやらないこともあります。

 

そんな時に気付いてあげられたら、褒めてあげられたら、子どもは嬉しいですよね。

 

大人だって、気付かれない事でも配慮していた時、誰かに気付いてもらえると嬉しいものです。

 

けど、やらなくなったことを褒めるって難しい。

 

やってない事に対していつ褒めるの?

 

私も気付けない事が多いですが、気付いた範囲で伝えるようにしています。

 

我が家の例をあげて説明していくと、我が家の場合は、エスカレーターの降り方でした。

 

我が子の場合、エスカレーターを降りる時、わざと足を上げずにエスカレーターに乗り続けて進んで、降りる時にわざとつまずくんです。

 

とても危ないので、叱りました。

 

「エスカレーターを降りる時はしっかり足をあげて降りるんだよ」

 

この後、エスカレーターを降りる時は注意してみるようにします。

 

同じようにふざけて足をあげなかった時はもちろんさらに叱りますが、

 

きちんと足をあげてエスカレーターを降りられた時は、褒めるようにしています。

 

「エスカレーター降りる時、きちんと足を上げられてえらいね」

 

「ちゃんと足をあげてたから、つまずかなかったね!」

 

これ以降、子どもはエスカレーターをきちんと乗り降りできるようになり、叱る事はなくなりました。

 

当たり前にできた事を褒める

 

大人にとってはできて当たり前のことでも、子どもにとっては頑張ってやっている事もあります。

 

そういう事は言葉にしてあげて褒めるようにしてあげましょう。

 

と、言っても、当たり前にやっている事をできた時に褒めるのって難しいですよね。

 

我が家の例で説明すると、例えば、

 

”帰ったら手を洗う”こと。

 

3歳前後の頃は「帰ったら手を洗おうね」と一緒に手を洗っていましたが、

 

3歳後半になってくると家に着くと自発的に自分から手を洗いに行きます。

 

当たり前のことになっていますが、言葉にして褒めるようにしています。

 

「家についたらすぐに手を洗ってえらいね」

 

ちなみに、「えらいね」とただ褒める言葉を言うだけではなく、

 

子どもの行動を具体的に言葉にして褒めることが重要です。

 

特に4歳前後の発達に関わってくる部分になりますが、

 

抽象的にただ褒めるだけより、”どんなことが褒められることだったのか”が子どもに響くと言われています。

 

「えらいね」等の抽象的な褒め言葉だけでは満足できなくなってきているのです。

 

なので、

 

「”家に帰ったらすぐに手を洗って”えらいね」

 

「”おもちゃをきちんと片付けられて”えらいね」

 

と、子どもの行動を具体的に言葉にして褒めるようにしています。

 

約束はきちんと守る

 

当たり前のことを言っているようですが、意外と気を使わないと難しいのがお約束です。

 

子どもに言うことを聞かせたいとき、子どものわがままに対応しているとき、

 

ついついやってしまいがちなのが、

 

「あとで〇〇やってあげるから!」

 

と、その場しのぎでお約束してなだめる事もあるかと思います。

 

もちろん、イヤイヤ子どもに正面から付き合っているママのメンタルがやられるので必要な時もありますよね。

 

けど、そのあと子どもが忘れていてしめしめ…って思っていると…。

 

一度や二度は通じるのですが、子どもはだんだん賢くなってきます。

 

何回も繰り返していると、「どうせやらないじゃん」と言われるように💦

 

子どもが忘れていたとしても約束したことはきちんと守ってあげましょう。

 

私は、本当に忘れてしまうこともありますが…。

 

そんな時は子どもがしっかり覚えていたりします(^^;。

 

パパに任せて!

 

子どもから何かをお願いされた時、パパがよく

 

「パパに任せて!」と言っていました。

 

すると、ある時から子どもにお願いする時、

 

例えば、「このゴミ、ゴミ箱に捨ててきてくれる?」と言った時に

 

「◯ちゃんに任せて!」と言うように。

 

なんて事ない言葉ですが、可愛く、頼もしく感じます☺️

 

優しい子になるための声かけ

言葉一つ一つで子どもの成長は大きく変わってきます。

 

私自身、声かけを少し意識するだけで子どもの感情や言葉遣いが優しくなってきたな。と思うことが多くなりました。

 

そして、声かけである程度こちらに都合がいいように誘導でき、言うことを聞いてくれるようにコントロールできるので、正直とても助かります。

 

一筋縄ではいかないことが多々ありますが、少しでも声かけを意識して対応していくと、子どもはしっかり変わってきます。

 

最初は意識することが大変かと思いますが、子どもの成長に大きく関わる声かけ、ほんの少しだけ意識してみてもらえれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました✨