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おままごとのねらいが最強すぎる?【1歳児〜2歳編】

おままごとのねらいって何?どんな事に気をつければいいの?

 

おままごと。いわゆる「ごっこ遊び」って実はとっても学ぶ事が多い遊びなんです。社会性やコミュニケーション力、言葉の獲得、相手への思いやり等、親として身につけて欲しいスキルが沢山育つ遊びなんですよ。

 

そもそもおままごとって何?

おままごとはママやパパ、大人の真似をして遊ぶごっこ遊びの事を指します。

 

子どもって大人がやってる事ってなんでも真似したがりますよね。

 

たまに「いつ見てたの?!」って驚くほど、子どもの観察力はすごいです。

 

我が子もいつの間にか、スマホを耳に当てて「はい!」って言うようになってました。

 

いつ見てたんだろう…。

 

おままごとのねらい①

まずはわかりやすいものから。

 

おままごと、ごっこ遊びのねらいの1つは、「想像力」を育む事にあります。

 

食べ物に見立てる。

 

お皿に見立てる。

 

例えば、粘土だってりっぱなおままごとです。

 

お団子に見えなくたって、新幹線に見えなくたって、子どもが「おだんご作った」「新幹線つくった」と思ったら子どもにとってそれは紛れもなくお団子や新幹線なんです。

 

大切なのは

 

自分のやりたい事を想像して行動に移す。

 

この想像する力が、ゆくゆくは相手の気持ちを想像したり、相手の気持ちを思いやれる育ちになると言われています。

 

おままごとのねらい②

おままごとのねらいは、言葉の獲得にも繋がります。

 

おままごとにはお人形やママやパパ、保育園や幼稚園だったら先生も加わる事がありますね。

 

例えば、イチゴのおもちゃをお皿に乗っけて

 

「どーぞ」

 

「ありがとう」

 

「パクパク(真似)」

 

「おいしい!」

 

なんてことないやりとりですが

 

「ママもイチゴ食べたいよね」

 

とか

 

「パパにも食べさせてあげたい」

 

と考え、行動に移し、その場で的確な言葉を選び、「どーぞ」と発語する。

 

受け取った側は「ありがとう」と返事をし

 

【もらったら「ありがとう」って返事するんだな。】

 

ということも自然と学びます。

 

最初は我が子も全部自分で

 

「どーぞーあぁとぉーいいよー」
(どうぞ、ありがとう、いいよ)

 

と一連の言葉全て子どもが自分で言っていましたが、おままごとで繰り返していくと適切なタイミングで「ありがとう」や「いいよー」と言葉を選べるようになりました。

 

おままごとのねらい③

おままごとのねらいには、コミュニケーション力を育む事にも繋がります。

 

実は、コミュニケーションが苦手な子ほどおままごとが大事なんです。

 

我が子の例ですが、ある時パパと粘土遊びをしていた時、

 

パパ「ねぇママ、●●ちゃんって粘土遊びめちゃくちゃ好きだけど、粘土では遊ばないよね」

 

と言いました。

 

うちの子は粘土が好きなのですが、自分で粘土をこねたりする事はあまりしませんでした。

 

だけど、粘土遊びが大好きなんです。

 

なんででしょう?

 

それは、パパとの言葉のやりとりが楽しいようです。

 

粘土を使ってこんな遊び方をしていました。

 

パパに粘土を分けてあげる

 

自分の粘土をパパに分けてくれます。

 

少しちぎって、「どーぞー」

 

パパ「ありがとう」

 

パパ「もう少しかーしーてー」

 

少しちぎって「どーぞー」

 

自分の分を確保して、それを他の人に分ける。

 

ちょっと意地悪して、「パパおっきい粘土が欲しいな」というと一生懸命考えて、少し大きい粘土を分けてくれました。

 

子どもの粘土を指差して「それちょうだい」って言うと、「いまつかってるよぉ」って言います。

 

きちんと言葉を選んで喋っているんです。

 

この時、使って欲しい言葉じゃない時はただすこともできます。

 

「だめー!やーだ!」と強い言葉で拒否するよりは

 

「今使ってるよー」のほうが個人的には好き。

 

そう言うように教えました。

 

ご家庭の空気感に合わせて言葉を教えてあげましょう。

 

ぬいぐるみを持ってきてぬいぐるみのセリフを喋る

猫のぬいぐるみを持ってきて

 

「ぼくもかーしーてー」

 

と子どもがぬいぐるみを持ちながら言いました。

 

ぬいぐるみの気持ちを想像して

 

ぬいぐるみにも分けてあげる。

 

ぬいぐるみはしゃべれないから代わりにしゃべる。

 

パパがぬいぐるみに粘土を渡してあげると

 

「あーとー(ありがとう)」とぬいぐるみの言葉を代弁してぬいぐるみに粘土を持たせていました。

 

おままごとを通して

 

こんな伝え方だと伝わらなかった。

 

こういう伝え方だと伝わった。

 

粘土遊びを通して、粘土そのもので遊ばなくてもコミュニケーションを学ぶ立派な知育になるんです。

 

パパやママの顔と反応を見ながら、伝えたい思いと伝わる言葉を噛み合わせていくことがおままごとのねらいの一つです。

 

おままごとにはどんな遊びがあるの?

 

その子の好きなものであればなんでもいいのですが、我が子の場合のおままごとを紹介します。

 

子どもがやりたいと思う事と、言葉のやりとり遊びが大切です。

 

料理

 

おままごとの王道ですが、我が子も例に漏れず料理をして、食べるおままごとをしています。

 

フライパンや食材、食器は100均のもので十分です。

 

我が家はキッチンだけ買って、あとはほぼ100円均一のお店で買いました。

 

ちなみに使ってるおままごとキッチンはこちらです。


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粘土

 

粘土遊びも立派なおままごとです。

 

粘土は誤飲の心配もあるので、2歳になった頃くらいから様子を見ながら始めてみてください。

 

万が一食べても大丈夫なように小麦粉で作る粘土でもいいですね。

 

今の時代、小麦粉粘土も100円均一で売ってるんです。すごい時代になりました。

 

でも、自分で作る小麦粉粘土よりは滑らかさは敵わないですね。

 

と言っても作るのが面倒なので我が家では100均の粘土ですが😅

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。