こんな時は病院へ
✔両足を縮め、お腹を抱えるようにして激しく泣く
⇒おう吐や血便を伴う場合はすぐに小児科で診てもらいましょう
✔お腹を打った後、ずっと痛がる
⇒小児科か外科で診てもらいましょう
✔転げるように痛がって、お腹をおさえて泣く
⇒病気の可能性もあるので、すぐに小児科で診てもらいましょう
✔下痢が続く
✔顔色が悪く、ぐったりしている
✔発熱やおう吐を伴う
⇒かぜなど、他の病気も考えられます。小児科で診てもらいましょう
うちの子大丈夫かな…。病院にいく程ではなかったけど、どう対処したらいいの?
子どもはどこが痛いのかをうまく言えなくて、ほかのところが痛くても、「お腹が痛い」と表現する事があります。子どもの様子を見て、判断する事が大事です。お腹が痛いときの手当の方法をお伝えしておきます。事前に知っておくだけでもいざというとき安心ですよ。
目次
子どものお腹が痛い時の手当て
発熱やおう吐など、他の症状が見られない場合は、便秘や精神的なストレスが原因と考えられます。
それぞれにあわせた処置をして、楽にしてあげましょう。
便秘の場合
元気に遊んでいる子が、急に「お腹が痛い」と訴えるときは、便がたまっている可能性があります。
トイレに行っても出ない場合は、水分をあげてください。
やさしくお腹をさすってあげて、もう一度トイレへ。
これで便が出て元気なら心配ありません。
どうしても便が出なくて苦しそうなら浣腸をするのも良いです。
6ヵ月くらいまでの乳児なら肛門をこよりで刺激しても効果がありますよ。
ストレスの場合
お腹が痛い事の原因のひとつに、「心のトラブル」も考えられます。
ママの気を引きたい、友達とのケンカ、嫌な事をやらなければいけないなど、様々な事がストレスとなります。
こんなとき、子どもを責めるのは厳禁です。
やさしくお腹をさすってあげ、絵本を読んであげたり、気持ちが他に向くようにしましょう。
お腹をさするときは「の」の字
おなかをさすってあげるときは、「の」の字を描くようにさすると、腸の動きが活発になって、便が出やすくなります。
便秘が習慣化しているようなら、水分や野菜、果物等の食物繊維の不足が考えられます。
食事の内容を見直してみて、野菜や果物を増やしてみましょう。
食事の内容を見直してみて、野菜や果物を増やしてみましょう。
家に1冊あると安心
子どもの突然のケガや病気、焦りますよね。
事前に知識として頭のすみっこにいれておくだけでも対処するスピードが大きく変わります。
こちらの本、保育園・幼稚園用の先生向けのハンドブックですが、お家に1冊あると安心ですよ