連日会社を休んで付き添っていた滝(夫)がお話しします。
目次
出産直後の赤ちゃんの処置
初めまして!
分娩台での出産後、助産師さんがすぐに分娩台のママの所に赤ちゃんを連れてきてくれました。
ママのお腹の中に居てずーーっと側にいたけど、やっと会えました!
なんだか不思議な感じです。
初めまして!
産まれたばかりの赤ちゃんは頭が細くって、頭蓋骨が重なり合って産道を通れるようになっているそうです。
産後1日で頭蓋骨がパズルのように組まれ、頭の形が変わるそうです。
人間ってすごい。
目もママの所に来た瞬間に開いて、ママの方をジッと見ていました。なんだか感動します。
産まれた瞬間、赤ちゃんは少し泣きましたが、あまり泣かずに眼を開けたまま大人しくしています。
新生児ってこんな大人しいものなんでしょうか。初めて会うのでわからないことだらけです。
大人しすぎて助産師さんに足の裏や背中を刺激されて無理矢理泣かされていましたが、泣く事が呼吸をする上で大切な事とのこと。
吸引分娩の影響で頭の形が一部もっこりしていましたが、頭の形は徐々に治っていくそうです。
(生後1ヶ月には本当に目立たなくなりました)
その後、赤ちゃんを助産師さんに預け、私は赤ちゃんと一緒に赤ちゃんの検査を見ていました。
妻は後ろで産後の胎盤処理や会陰切開した縫合等、まだ分娩台に乗っています。
出産直後の赤ちゃんの処置
赤ちゃんはその場ですぐに検査をします
赤ちゃんは検査台の上に置かれるすぐにママの名前入りの腕輪を付けられました。
誰の子なのか、名前を一緒に確認しながら腕輪を取り付けます。
万が一赤ちゃんが他の子と入れ替わってしまったら大変ですもんね。
その後、小さな手につけられたセンサーで心拍と酸素濃度量を測りながらすぐに検査が始まります。
・聴診器を当てて心音、肺の確認
・肺はちゃんと機能しているか
・呼吸はちゃんとできているか
・指はそれぞれ5本あるか
・爪は指にちゃんと付いているか
・お尻の穴の上(尾骶骨あたり)に穴は空いてないか
(穴が空いてると病気の疑いがあるそうです)
等の検査を私と一緒にやってくれました。
赤ちゃんはまだ羊水が口の中にあるようでホースで口の中を何回も洗浄します。
ちょっと苦しそうだけど頑張ってー!
出産直後の赤ちゃんの処置
身長や体重もこの時に測ります
頭の大きさ、胸囲、身長測定、体重測定が終わり、ママの産後処理も終わったところで分娩台のママのところに赤ちゃんをもう一度連れてきてくれました。
1時間ほど、しばらく赤ちゃんとママと私で3人になりました。
ママは体力を使い切って移動もできないので、このまま休憩させてくれました。
ママは全体力を使ってヘトヘトです。
すぐに歩いて移動とかはなかったので助かりました。
持ってきたお水を飲んだり赤ちゃんとのんびりして過ごします。
赤ちゃんは目をぱちっと開けたまま大人しくしています。
「ここはどこ?」
と、初めて見る世界に戸惑ってるようにも見えます。
何も考えてないだけかもしれませんが。
赤ちゃんの手にはセンサーがずっと付けられていて、心拍と酸素濃度量を常に計測していました。
出産直後の赤ちゃんの処置
赤ちゃんは2日目まで産院で面倒を見てくれる
その後、赤ちゃんを産院に預けて部屋に戻ります。
ここの産院は出産当日〜翌日はママの体力回復のために赤ちゃんを預かってくれます。
母子同室は産後2日目から。
母乳の時だけ、赤ちゃんのいる部屋にママが行くスタイルです。
産院によってこの制度はない場合もあるそうですが、周りに聞くとこれはかなり助かるシステムだそうです。
ママ、今日はゆっくり休んでね。
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