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保育園でお片づけに使う視覚支援方法
色んな収納方法の情報ページで言われている事ですが、お片づけには”おもちゃの住所”が必要です。
大人でも収納整理する時に箱にラベルを貼ったりしますよね。
けど、文字だけのラベルなんて子どもは気にしないし見もしません。
ではどうしたらいいのか。と難しく考えてしまいますが、文字ではなく、”おもちゃの写真”を貼ります。
「視覚支援」と言いますが、この方法で片付ける場所を指定します。
「視覚支援」とは文字ではなく、視覚的な情報を多く用いた支援を指します。
と難しい言葉を並べてもさっぱりですが、今回の目的だけでお話すると、
「箱に入れるおもちゃの写真を貼る」
これだけです。
これで子どもにも
「このおもちゃはこの箱に入れるんだ」
という事がわかりやすくなります。
収納棚はトロファストがベスト
収納の棚はなんでもいいのですが、私が個人的に調べたところ、子どもの背丈に合い、引き出し形式で子どもにも片付けしやすい棚はIKEAのトロファストが一番よかったです。
トロファストを選んだポイントとしては以下です。
・棚の高さが低いため幼児の子でも出し入れしやすい。
・おもちゃのサイズによって引き出しが選べる。
・おもちゃの写真を貼りやすい。
・引き出しの角が丸くなってる。
・引き出しの素材が硬すぎない。
写真は変えられるようにカード用の袋に入れる
子どものおもちゃは成長と発達によって変わってきます。
写真を直接貼ってしまうと引き出しの中身を変える時に面倒なので、両面テープでカード用の袋を貼っています。
(100均で売っているもので十分です。)
おもちゃの住所ができたら
おもちゃの住所が決まったら準備は万全です。
さぁ子どもたちよ、片付けなさい!!
…と、これでうまくいったらどんなに楽でしょう…。
「片付けろ」と言われて素直に片付けられる子はなかなかいません。
まずはママパパが見本を見せなければなりません。
しかしここで注意点が一つ。
できるだけ子どものいる時に片付けましょう。
子どもは親の背中を見て育ちます。
いつの間にかパパの口癖を言ったり、ママと同じ事をしていたり、子どもは本当によくパパやママを見ています。
なので、子どもがいる時に片付けるようにしましょう。
子どもがおもちゃを探している時がチャンス
散らかった部屋で必要なおもちゃを探すのは大変です。
これは大人でも同じですよね。
片付けてる時に「あっ!こんなところに!」なんてしょっちゅう…。
子どもが「あのおもちゃがない」と探している時がお片づけするメリットを実感させるチャンスです。
「お片づけしたら見つかるかも!一緒にお片づけしてみよう」
我が子の場合は、よくプラレールを出しっぱなしにして遊んでいて、線路も橋脚も電車も全部ひっちゃかめっちゃかになっている事が多いです。
そんな中で、一つの電車の中間車だけが見つからない。
たいてい、大人が見渡せば見つかるところにあったりします。
でもそれはまだ内緒
「お片づけしたら見つかるかもしれない!」
と言って一緒にお片づけを始めます。
そしてお片づけしている途中に
「あ!こんなところにあったよ!」
と、言っておもちゃを見つけます。
子どもが自分で見つけてもいいですね!
大事なことは
「お片づけしたからみつかったね!」
と、お片づけの大切さを知ってもらうことです。
けど「パパ手伝ってー」と言いながら自分は片付けず結局パパがお片づけ…笑。な事が多いですが、根気よく進めていこうと思います。