もうすぐで初めての出産。
不安半分楽しみ半分のドキドキの日々。
しかし、妊娠40週目を向かえ、41週目に差し掛かる日になっても陣痛が起こりませんでした。
産院の先生の判断で入院することに。
促進剤を打ち、陣痛を促した入院から出産、退院までの様子を会社を連日休んでずっと一緒にいたわたし、滝(夫)がお話しします。
目次
出産で促進剤を打つ
妊娠40周目を超えてもまだまだ元気!
出産が近くなると胎動が落ち着くという話を聞きますが、うちの子は40周目を超えても胎動が多く、全く産まれる様子がありませんでした(^^;
元気なのはわかるので心配はしていなかったのですが、よほどお腹の中の居心地がいいのか、全くおとなしくなりません。
そろそろ出てきていいんだよー!
赤ちゃんに栄養が十分に行き渡っていると居心地がよくなってなかなか出てこなくなるそうです。
どんだけ居心地いいのか
悩んでもしょうがないので、ネットによくあるネガティブな情報は見ないようにしていました。
後から聞いた話ですが、陣痛を「怖い!」と思っていると本当に遅れてしまうことがあるそうで、「いつでも出てきていいんだよ」とお腹の赤ちゃんに話しかけてあげることが大事だそうです。
出産で促進剤を打つ
妊娠41週目から入院
逆算すると出産日から3日前(40周6日目)の定期健診でまだ陣痛の気配もないため、翌日から入院することになりました。
病院によって方針は違うかと思いますが、こちらの医院では42週目を迎える前に産むようにする方針。
42週目を超えると羊水が濁ってきたり、赤ちゃんにもあまりよくない影響があるそうです。
翌日、事前に用意していた陣痛バッグと入院バッグを持ち、病院へ行きました🚗。
出産で促進剤を打つ
入院1日目バルーン開始
出産日の2日前(41周0日目)の朝10時から入院。
陣痛を促す事と子宮口を開くため、バルーンの説明と促進剤の話を産院で聞きました。
この時の子宮口は1.5cm。
まだ陣痛は始まりませんが、このバルーンが刺激になって陣痛が始まる場合もあるそうです。
さっそくバルーンを入れられ、この日はバルーンだけで様子を見る事に。
助産師さんのお話では、子宮口4cmの壁があるそうで、4cmを超えたら進みが速くなるとの事。
お昼ご飯も出て、おやつも出ました。
あまり食欲はありませんでしたが、ご飯には力を入れている産院なのでそこは嬉しいです。
この日は、陣痛が始まることはなく終わり、病室に泊まる事に。
前日が満月で、産まれた子が多く、トイレがない狭い個室になってしまいました。
理由はわかりませんが、”満月に産まれる”というのは本当らしいです。
後から知りましたが、狭い部屋だったので入院費は1日5千円分減額してくれていました。
ちなみにこの産院の場合、入院費は1日3万円。
個室でアメニティーも多く、設備はホテル並みに揃っています。
補助金の42万は、すぐなくなりますね。
しかしお金には返られません。妻と子どもの健康が1番です。
といってもお金は大事な事ですので、かかった金額の詳細も別の記事でお伝えしますね。
出産にかかる金額は?【産院で実際にかかった金額とその明細】
出産で促進剤を打つ
入院2日目促進剤点滴開始
出産日の前日(41周1日目)。
この日、実は結婚記念日だったんです。
「結婚記念日に赤ちゃん産まれるかな!この日まで待っててくれたのかな!?」
と思っていましたが、この日は生まれず…(^^;
結婚記念日と子どもの誕生日は空気を読んで分けてくれたようです。
話を戻しますね。
子宮口はバルーンの効果なのか、3cmになりました。
そして、朝9時から促進剤の点滴を開始することに。
使用したのはブドウ糖に促進剤を混ぜた点滴注射です。
単位はわかりませんが、初期投与[12]から少しずつ容量を上げていき、最大[120]まで投与できるお薬。
1時間毎に様子を見ながら増量していきます。
しばらくは点滴をしているだけで何も変わりませんでしたが、
投与量[12]→[24]→[36]と増量し、少し重めの生理痛がくるようになりました。
これが陣痛なのか、前駆陣痛と呼ばれるものなのかはわかりませんが、午後を過ぎると感覚は2分~3分で痛みがくるようになりました。
しかし、助産師さんが様子を見に来ると、
「笑顔でしゃべってるからまだだね~」と言われます。
これから笑顔がなくなるほどの痛みがやってくるのか・・・。
この日は投与量[84]まで上がりましたが、15時頃、点滴投与を終えました。
あまり長い時間投与するもの赤ちゃんにもよくないそうです。
投与終了前までは1分~2分感覚でかなり重い生理痛(前駆陣痛?)がきていましたが、促進剤投与が終わるとスーッと陣痛が無くなりました。
ここから本陣痛が始まる場合もあるそうで、夜中に始まるかもしれないとの事でしたが、この日は何もなく終了し、病室へと戻りました。
出産で促進剤を打つ
入院3日目。促進剤点滴再開
出産日となる当日(41周2日目)。
朝9時から昨日と同じように点滴を開始。
この時、促進剤の効果か子宮口が4cmまで開いていました。
ついに4cmの壁を超えました。
「今日か?」と、期待が膨らむ中、昨日と同じように最低容量[12]から投与を開始。
最初は何もありませんでしたが、昨日の効果もあってか、前駆陣痛のようなものは1時間後から少しづつ出始めました。
促進剤を投与している間はずっとモニターされています。
赤ちゃんの心拍、陣痛を図るモニターをお腹に着け、別室で監視してくれているそう。
陣痛はどうやって測定しているのかわかりませんが、数値が高くなると痛みを感じ、数値が下がると痛みが治まります。
そして明らかに昨日とは違う痛み・・・。
3時間後にはお昼ご飯を食べる余裕もなく、1口も食べられません。
助産師さんにさすり方のコツを教えてもらい、陣痛に合わせてさすります。
腰の辺りを背骨に沿ってさするのがコツだそうです。
力は結構入れてさすったほうが妻の場合はよかったみたい。
(普段運動をしない私は次の日筋肉痛になりました)
この時の投与量は[60]
昨日よりは少ない投与量ですが、痛み方が尋常ではありません。
呼吸法を使って乗り切りますがとても辛そう…。
出産で促進剤を打つ
人工的に破水させる
子宮口が5cmに広がり、ここで人工的に破水を起こす事になりました。
破水させるともう後には引けません。
人工的に破水させて、赤ちゃんを産む準備が始まります・・・ドキドキ・・・。
出産で促進剤を打つ
筋肉注射で子宮口を柔らかくし、開きやすくする
ここでさらなる手段がとられました。
お薬の名前はわかりませんが、腕に筋肉注射をし、子宮口を柔らかくする効果があるそうです。
筋肉注射は通常痛みを伴いますが、それどころではない・・・
インフルエンザワクチンのように左腕に注射、その後、しばらくして右腕からも注射を打ちました。
子宮口よ、開いてくれ。
陣痛に耐えること数時間・・・
いよいよ子宮口が8cmまで開き、あと少し・・・!
出産で促進剤を打つ
そして分娩室へ
この日点滴投与してから6時間20分後、子宮口が9cmまで開き、分娩室へ行く事に。
「陣痛が鎮まっている間にトイレにいっておいで!」
と看護師さん。
トイレなんて行く隙あるんだろうか・・・
と思いながらも頑張ってトイレに行きます。
かなり辛そうでこっちまで涙が出そうになる…💦
頑張って点滴をガラガラしながらトイレに行き、分娩室へと向かいました・・・!
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