入院から分娩室に入るまでは下記で紹介しています。
【出産体験談】バルーン、促進剤、筋肉注射、人工破水で陣痛を促した体験談
病院で入院し、促進剤を打って陣痛を促した後、分娩室に入るところから
会社を連日休んでずっと一緒にいたわたくし、滝(夫)がお話しします。
目次
分娩室で出産準備
この日、促進剤投与開始から5時間50分後、
出産時刻から逆算すると40分前頃、
子宮口が9cmまで開き、分娩室へと入りました。
私(夫)は陣痛室に置いてあった荷物やタオル等を一旦入院部屋に持ち帰り、妻が飲む用のお茶とストローだけ持って入りました。
(ちなみに後日談ですが、お茶は全く飲みませんでした)
付添人が分娩室に入る時は靴を履き替えて、清潔に保てるように服の上から手術服?のようなものを着て入ります。
私が分娩室に入る頃には既に妻は分娩台の上に乗っていて
「いきめそうだったらいきんでいいからね!」
と助産師さんに声をかけられ陣痛に耐えています。
分娩室で出産
会陰切開をやることに
子宮口はもう全開…!
いよいよかとドキドキする中、妻の身体は大丈夫なのか、無事に産まれてくるのか、ここから妻はどのくらい頑張ればいいのか…
心配と期待が入り混じります。
この時は辛そうな妻の心配が大きかったですが。
「陣痛がおさまってる間は力を抜いて」
と言われますが、なかなか難しいそう。
もう1分以内で陣痛の波が来ています。
陣痛のモニターを付けたまま、陣痛が来たタイミングで力みます。
「硬いうんちを出す感じでー!」
「長くいきんでー!」
助産師さんが話しかけます。
15分経過したくらいでしょうか、なかなか出てこないので、注射(おそらく麻酔)を会陰付近に打ち、会陰切開が行われました。
切開せずに無理やり出そうとしても裂けてしまうこともあるそうで、先生が手際よく作業していました。
私は怖くて見ていられませんでした…。
分娩室で出産
吸引分娩をすることに
その後、頭が少し見えてきましたが、
まだ出てきそうにありません。
次は、「吸引」という処置が加わりました。
吸引分娩は吸盤を赤ちゃんの頭にくっつけて、物理的に引っ張る方法です。
赤ちゃんをそんな引っ張っていいの?!
と心配になりましたが、結構力強く引っ張っています。
早く出てきてー!
まだ産道が狭かったのか、なかなか出てきません。
途中で吸盤が外れて辺りに血が飛び散りました。
先生はいつものことなのか、冷静に対処していましたが
見ていて正直怖い…😭
分娩室で出産
腹圧法を実施
それでもまだ赤ちゃんが出てきません…。
赤ちゃんもきっと今頑張っています。
次に、お腹を直接押し、吸引 +お腹に物理的な圧をかけてお産を促す方法が取られました。
1人が分娩台に乗り、タオルでお腹を産道の方にぐっと体重をかけて押します。
この時、産院の方は先生2人、助産師さん3人がかりでした。
陣痛が来たタイミングで、いきむ +腹圧 +吸引の3つの力が加わります。
すると、頭が出てきました!
分娩室で出産
誕生!
頭が出た後は産まれるまで一瞬でした。
あとはもうズルズルっと身体が出て、
産まれました!!
この日、促進剤投与開始から6時間半後、分娩室に移動してからは約40分後の事でした。
赤ちゃんが取り上げられて、タオルで拭かれ、ママのもとに置いてくれました。
ママ頑張ったね…!!
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