・意思表示もない時期から始めるべきなの?
・他の人はもう始めてるって言うんだけど・・・
・トイレットトレーニングにつかれた・・・
目次
トレーニングの開始時期の目安
2歳くらいになると、神経系統の発達が進んで、大脳が尿意を感じるようになってきます。
しかし、パンツへの切替えは、「3歳になったからできる!」という時期が決まったものではありません。
年齢で区切られてしまう事が多いですが、個人差がとても大きく、その子にあわせたタイミングで進めていく事が大切です。
「うちの子遅いな」と思っても焦る必要は全くありませんので安心してください。
子どもたちの姿の目安
子どもたちの姿としては、オムツが濡れると不快感を感じて、
「おしっこ出たよー!!」
と伝えられるようになってきたり、オムツが少し濡れていても少量の場合はトイレにかけてみると、トイレでもう一回おしっこするような姿も増えてきます。
そんな時は、
「出たね!やったね!」
とハイタッチしたりして、一緒に成功したことを喜びあって
「また行こうね!」
と次に繋がるようにします。
実際に私が働いていた保育園でも、そういった日々の小さな積み重ねで、子どもの自信になり、自らトイレへ行こうとする姿も増えてきました。
でも中にはまだまだ身体の機能的に排尿の間隔が短くてこまめにオムツ替えが必要なお子さんもいても焦る必要は全くありません。
具体的には、おしっことおしっこの間が1時間半以上空いている事が目安です。
30分程で度々トイレいくと子どもが嫌になっちゃうこともあるので、無理は禁物です。
なのでトイレットトレーニングを始める目安としては、
・おしっこの間隔が1時間半以上空く
・何かしら意思表示ができる
を目安にしていただければと思います。
また、パンツになることだけが、「トイレットトレーニングのスタート」というわけではありません。
オムツの時期からでも、できることはたくさんあります。
オムツの時期からのトレーニング
一つの方法が
「オムツをこまめに交換する」です。
オムツの濡れた不快感を快の状態(心地よいと感じる状態)に保つことが大切です。
おしっこが出た気持ち悪さを感じて、
「快適に過ごしたい!」
と思うようになる成長へと繋がりますし、
オムツでの生活の中でも、子どもの排尿感覚をこちらが掴んで、丁度良いタイミングで誘ってあげる。
その積み重ねでトイレで成功する経験を積み重ねていってあげれるので、今のお子さんの段階でできることを少しずつやっていければと思います。
様子を見ながら、「そろそろパンツいけるかなー」という時期がきましたら、パンツへ切替えていくことが良いと思います☆
パンツへの切り替えの目安
排尿の間隔が1時間半〜2時間程度あくようになり、”おしっこを膀胱にためれる!”というような、感覚がお子さんにもわかるようになるくらいが目安です。
身体の機能的な部分の発達と、気持ちの面。
お子さんの気持ちがの面が安定していないと、せっかくの自信をつけるチャンスが、かえってプレッシャーになってしまうので、「気持ち」と「身体」両方が整っている時期に進めていけるといいのかなと思います。
一般的に言われているパンツになるタイミングも3歳~5歳と幅が大きいです。
そのうち、尿意を感じてママに伝えられるようになり、トイレに行きたくなってもトイレまで我慢できるようになりますよ
まずはトイレに慣れさせよう
まずは、「トイレは怖い場所ではないよ」と知ってもらいましょう。
トイレのドアにかわいい飾り付けをしたり、
「トイレが上手にできたらかわいいシールを貼る!」など、
子どもにとってモチベーションが上がることや、「ここが自分の居場所なんだ」と思ってもらいます。
トイレじゃなくても、いつもいる安心できるリビングにおまるを置く事でも大丈夫です。
うんちってどこから出るの?教えてあげよう
子どもって実はうんちがどこからでてるかわかっていません。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいると見ていてわかっていることもありますが、「こっから出るんだー!」という事をいせてあげる事、結構大切です。
お人形で教えてあげればいいかと思いますが、ママが恥ずかしくなければママが直接教えてあげてもOKです
オムツでトイレに座る
無理に最初からパンツを履く必要はありません。
産まれた時からずーっと24時間履いてるオムツ。
子どもにとってオムツでうんちするのは当たり前の事なんです。
なので、最初はオムツ履いたままでトイレに座ってみましょう。
トイレに座った状態でおしっこ、うんちができたら沢山褒めてあげてください。
オムツのおしり部分をあらかじめチョッキン✂しておくのもアリです。
子どもは「オムツを履いている感覚」なので、いつも通りのうんちがしやすいはずです。
補助便座?おまる?どっちがいいの?
結論としては、「どっちでもいい」です。
「こっちがトイレットトレーニングに向いている!」というのはありません。
どちらでもいいのですが、選択する目安としては
①無理のない姿勢がとれるか
②足が付くか
で選んでください。
足が付かないと力が入らないので、補助便座の場合、足が付くように踏み台があればいいですね。
トイレに誘うタイミングは?
お子さんのトイレのタイミング ですが、ソワソワしてるとか、ママにはもう自分の子がトイレ行きたいなって仕草がわかると思います😊
その時に「トイレだよ」って教えてあげましょう✨
我が子はうんちの時、四つん這いになって、踏ん張った顔をするのですぐ「うんちだ!」とわかりやすく教えてくれます。
全く気付かないサイレントうんち(と呼んでいる)のときもありますけどね。
お気に入りのパンツをはく
子どもにお気に入りのパンツを買ってあげるのも効果的です。
子どものトイレットトレーニングへのモチベーションにもなりますし、自主的に「わんわんのパンツを汚さないように頑張るぞ!」という気持ちにさせるのです。
進まないときは?ママが疲れたらちょっと休憩
「早くパンツに切り替えなきゃ!」と、頑張りぎてママが疲れちゃう時、ありますよね。
ママが疲れてる時って、子どもも疲れちゃっています。
そんな時は思い切ってお休みを1~2ヶ月とって1回リセットしましょう。
リセットして、再度再会すると、すんなり進んだりすることもありますよ。
「頑張りすぎない」事が重要です。
1週間の日で頑張る曜日、頑張らない曜日を作るのもOKですし、午前は頑張る!午後はお休み!でもOKです。
進め方はママが疲れないように勧めてください。
あと、パパの声掛けって、子どもにとって大きな影響力があったりします。
パパにも協力してもらって「一緒に頑張ろう!」って子どもと一緒にトイレットトレーニングができるといいですね。
おまけ:トイレットトレーニングの季節は夏だと嬉しい
子どもの様子で開始時期はいつでもいいのですが、夏がトイレットトレーニングには良いと言われています。
理由は「暑いから」なのですが、その中には
①膀胱が冬だと寒くて縮んじゃう⇒トイレの間隔が短くなる
②おしっこ漏れても洗濯物が乾きやすい
という理由があります。おしっこの間隔が短くてまだ難しそうだったら焦る必要はありませんので、暖かくなるまでゆっくり待つ事でもいいと思います。
トイレットトレーニングのまとめ
当たり前ですが、最初は沢山失敗します。
でも、それでいいんです。
95%は5歳までに自分でトイレにいけるようになると言われています。
トイレットトレーニングはオーダーメイドトレーニングです。
その子にあったやり方、
その子に合わせたペースで少しづつ、ゆっくり
お子さんのペースとタイミングで進めてみてください☆
最後にトイレトレーニングの参考になるお勧め本を紹介します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました✨