サイトの趣旨からちょっと外れますが、
「子どもが産まれたら色々する時間がなくなるなぁ。」と思って
ずっとやりたかった有孔ボードを使ってキッチン回りの整理をしてみました。
キッチンのコンロ前の壁って、何もないとなんか勿体無い。
そう思ってずっと「どうにかできないか」と考えていたんですけど、
既製品はどうも見た目が好みじゃなかったりサイズが合わなかったりと、
なかなかときめくものがなくて、諦めて自分で作りました。
目次
有孔ボードをキッチンコンロに
そもそも有孔ボードって何?
「有孔ボード」って、普段生活してる中ではなかなか耳にしないかもしれません。
私もこれで調べて始めて存在を知りました。
文字通り、穴(孔)が有るボード
なのですが、均一の感覚で穴が開けられているボードです。
最初から壁に飾れるように市販されているものもあります。
不定形なものの収納に効果を発揮するので、工具系にはピッタリだそうですが、
形が揃ってないキッチングッズも一緒ですね。
通販でも売ってますが、ホームセンターでも買うことができます。
既製品で自分の希望するサイズがない場合はホームセンターでカットもお願いできるので便利ですよ。
有孔ボードをキッチンコンロに
キッチンに有孔ボードがおすすめな理由
初心者でもできる
今回お話しする作り方はDIY初心者でも作成できます。
なぜって、DIYなんてやった事ない私が作成したので、材料さえ揃えればどなたでも作成することができます。
100均のグッズでも機能は十分だけど
昔は100均で購入したステンレス製の網にフックを引っ掛ける事で満足していたんですが、
どうせなら今回はお洒落な収納がいいと考えて見つけたのが有孔ボードでした。
使い勝手としては同じなので、抜群に使いやすいです。
賃貸でもOK
今回の作り方は壁に穴を空けていません。
具体的にはシール壁紙と両面テープだけです。
シール壁紙は貼って剥がせるタイプなので、壁紙を剥がしたら元通りなので、賃貸でも作成できます。
ボード自体も引っ越しの時にそのまま持っていけますよ。
有孔ボードをキッチンコンロに
作業工程
ちなみに作成前はこんな感じです。
壁に穴を開けると作業は簡単なのですが、失敗すると困るし、なにより
「穴は開けたくない!」
という事で穴を空けない方向で進めます。
まずはサイズを決定する
せっかく自分で作るんです。
サイズは(ほぼ)思いのままです。
材料を買いに出かける前にメジャーを持ってキッチンの前に立ち、
「どのくらいが違和感なく使いやすいかなー」とイメージしてください。
自分好みのサイズを決めましょう
有孔ボードと材料
使用した材料はこちらです。
①有孔ボード
②貼る壁紙
③超強力両面テープ
④ネジ
⑤木材(ボードを壁から浮かすため)
⑥フック
どれもホームセンターで手に入れる事ができますが、どれも通販でも購入できます。
材料の詳細は記事の下でまとめて紹介しますね。
私の場合、総額1万円程で作成できました。
有孔ボードに壁紙を貼る
まず、有孔ボードに壁紙を貼ります。
柄が縦横関係なければ横向きに継ぎ目なく貼りましょう。
レンガ調の場合は模様が縦になってしまうので半分ずつ貼りましたが、2枚目の壁紙を貼る時に模様を合わせればつなぎ目がわからないくらいぴったり貼れました。
木材を有孔ボードに固定する
木材(ただの木の棒)をホームセンターで購入し、有孔ボードの横幅と同じサイズにカットしてもらいました。
表から有孔ボードの穴にネジを刺し、上下4箇所くらい固定します。
木材をつけるのには接着剤や強力両面テープでも大丈夫です。
(私はネジを使いましたが、表から見えない接着剤とかの方がよかったかも…)
1点注意ポイントです。
ここで重要なのは木材の厚みです。
有孔ボード用のフックを引っ掛けるためには”奥行き”がいるため、
壁とボードまでに1cm程の隙間が必要です。
そのため木材の厚み「1cm」は必須です。
だんだんそれっぽくなってきました。
壁に壁紙を貼り、有孔ボードをくっつける
完成までのイメージが見えてきましたね。
キッチンの壁に壁紙を貼り、そこに強力両面テープで作った有孔ボードを貼りつけます。
壁に貼る壁紙と有孔ボードの柄を変えるのもいいと思います。
私は同じ柄でちょっと浮き出た感じがほしかったので同じ柄で統一しました。
強力両面テープはちょっと心配だったのですが、
貼った後、強く引っ張っても全然取れる気配がなく安心しました。
壁に直接貼っているわけではないので、全部剥がしたい時は後ろの貼ってはがせる壁紙ごと剥がせば全部取れます。
【後日談】このボードを作って3年以上経ちますが剥がれる様子は全くありません。
フックをかけよう
ここからが楽しいです。
自分の持ってるキッチングッズをどこに引っ掛けようか考えて好きな所に穴を開けます。
もともと穴が開いてる有孔ボードの上に壁紙シールを貼ってるだけなので穴は簡単に開きます。
【おすすめポイント】
有孔ボードの穴は全て開けない
めちゃめちゃ便利な有孔ボードですが、その特性上穴が開きまくっているので(当たり前ですが)
個人的になんとなく見た目が穴だらけなのが気になっていたんです。
なので、せっかく壁紙を貼って穴を塞いだんだから、
必要なところだけ開ければ他の穴は見えないじゃん!
せっかく頑張って貼った壁紙が穴でボコボコと黒い点のように見えてしまうので
フックは取り付けるところだけ穴をあけましょう。
綺麗な1枚板にフックだけが付いているように見えますよ。
ちなみにフックですが、有孔ボード専用のフックがあります。
S字フックは引っ掛けることができないので専用のものを用意します。
フックの差し込む大きさが有孔ボードの穴とぴったりなので(当たり前ですが)
私はフックで穴を開けました。
装飾して完成
ここは好みですが、好きなシールや造花など、好きにアレンジできます。
穴も簡単に開けられるので、色んなものを取り付けることが可能です。
私は、キッチン横の壁にも同じ壁紙を貼り、100均で購入したフェイクグリーン(造花の草)を取り付けました。
DIY初体験でしたが、満足いくキッチン収納ができました。
ここからは使った材料の詳細を紹介してきますね。
有孔ボードをキッチンコンロに
材料の紹介
有孔ボード
まずはこれがなければ始まりません。
私はホームセンターで購入し、少し大きかったので10cm程カットしてもらいました。
色がついているものや柄付き等、いろんな種類が売られているのですが、
最初から貼る壁紙を貼って作るつもりだったので色は気にしなくて大丈夫です。
貼る壁紙
貼って剥がせる壁紙が売っているので、そちらを使用する事をおすすめします。
これで賃貸でも安心して使えます(^^)
また、キッチン周りなので撥水加工されている壁紙がいいですね。
私はレンガ調の柄がよかったので楽天で購入しましたが、今ではAmazonでも取り扱っていますね。
好みの色でしたので満足です。
写真に使用した壁紙は「レンガ調」の「DBS-23」という柄を選びました。
淡い色のレンガ調でとても綺麗でおすすめです。
貼る量にもよりますが、私は壁と有効ボード、キッチンの隣の壁も貼ったので10m程買いました。(あと失敗したときの予備)
実際貼った面積としては6m程でした。
ちなみに今回の作成にあたって一番お金がかかったのがこの壁紙。
超強力両面テープ
一番心配だったのは
「穴を開けずにしっかり固定できるか。」です。
こちらを使用したところ、バッチリでした。
【スリーエム 3M】
スリーエム スコッチ 超強力両面テープ 耐熱用 KHR-12
キッチンコンロ近くは熱も持つので、耐熱であり、強力である事を条件に選びました。
二度と剥がす想定がない物用と私の行ったホームセンターでも説明があったので、これなら安心!と思い購入。
ネジ
ネジは長さが12mm以下のものを選びます。
ボードの厚みが4mm程、壁から浮かすために1cmの厚みのある木材を取り付けたので
14mmを超えると木材を貫通します。
また、ネジの頭も有孔ボードの穴の直径以上が必要です。
しかし、ネジで取り付けた後に気付きましたが、
壁に付けるのが両面テープなら有孔ボードに貼る時も両面テープでいいですね。
両面テープを使う場合、ネジは不要になります。
次回の糧としたいと思います。
フック
有孔ボード専用フックは色んな種類や色があるので是非色々探してみてください。
自分好みにカスタマイズできるので楽しいです。
私が購入したフックは下記画像の3つになります。
有孔ボードをキッチンコンロに
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
作成日数は途中で両面テープが足りなくなったりしたので買いに行ったりと2日間程かかりました。
使い勝手は抜群によく、まだ空いてるスペースに何をひっかけようかなーと考えています。
また、おたまとかフライ返しとか、シリーズでそろえたくなっちゃいます😊。
といっても料理は妻の方がやるんですけど。
妻も喜んでくれて大満足でした。
奥さんも喜ぶオシャレ日曜大工!是非おすすめです。