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息子をパパっ子にするためには?【保育士の妻から教わった三項関係】

パパっ子にするためにはどうしたらいいの?

 

狙ってやったわけではないのですが、息子はいつの間にかパパっ子になり、ぐずった時はパパの方に来ます。一緒に過ごす時間はママの方が沢山ありましたが、時間だけではない関わり方について、パパがやったこと、思い当たる事を、今回は滝(夫)がお話ししていきますね。
パパっ子になるためには子どもとの関わり方が重要です。

 

パパっ子になるとママが楽

 

パパっ子になるとママの負担が大きく減ります。

 

「寝かしつけ」、「離乳食」、「遊び」、「お出かけ」、「抱っこ」、「ぐずった時」や「お風呂」など、すべてがママもパパもできるようになります。

 

体力があるパパに抱っこをしてもらったり、家事を進めたい時に寝かしつけをパパにお願いできるとママはとっても楽ですよね。

 

そして、パパに預けてママは一人でお出かけすることだってできます。

 

美容院、友達とのお出かけ、ママだって休日は欲しいです。

 

さらに、パパっ子にする事によって子どもの発達にも影響があります。

 

パパを好きになると、人見知りが少なくなると言われています。

 

長い間、子どもは「ママと二人だけの世界」にいます。

 

そこから、もう一人増えるんです。

 

「ママ以外の好きな人」

 

ここがとても重要なポイントです。

 

「ママ以外の好きな人」を作ることによって、人が好きになり、そこから世界が広がっていくんです。

 

パパっ子にするためには?
夜中のミルクはパパ担当

我が家は母乳とミルクの併用で育てていました。

 

昔だと完全母乳を推奨されていましたが、今は時代が違います。

 

保育園に預けるとミルクを飲めるようになる必要があるし、哺乳瓶にも慣れる必要があったので、母乳とミルクの併用で育てていました。

 

パパが仕事から家に帰ってくるのは22時や23時が普通でしたが、そのあとのミルクはパパが担当していました。

 

唯一の子どもとの時間だったので、ママには譲ってもらいました。

 

パパっ子にするためには?
お出かけの時はパパが抱っこ

 

家族でお出かけする時はパパが抱っこするようにしてるご家庭は多いと思います。

 

我が家もそうでした。荷物でリュックを背負うよりは抱っこしている方が重いですからね。

 

抱っこしている時間って大切です。

 

パパは仕事の日はなかなか一緒にいられないので、短い時間を大切に過ごしましょ。

 

パパっ子にするためには?
一緒に寝る時はパパが真ん中

お布団並べて3人で寝られるようになった頃、3人で寝る時はパパが真ん中で寝ていました。

 

幸か不幸かパパは敏感ですぐに起きてしまうので、子どもが夜泣きでぐずった時にはママよりもすぐに抱っこできます。

 

平日はママが気を使ってパパを1人部屋で寝る時も多くありましたが、

 

「子どもが起きてすぐ隣にいるのがパパ」

 

今では夜中目が覚めたら第一声が「パパァ…」です。

 

可愛い…。

 

パパっ子にするためには?
ママがパパにくっつく

 

パパっ子になった事はパパだけの頑張りではありません。

 

ママにも協力してもらいます。

 

「大好きなママがくっついてる人」

 

大人でも好きな人が好きな物は自分も好きになったりしますよね。

 

子どもにはそれが大きく影響します。

 

「自分が大好きなママが大好きな人…パパ」

 

そこからパパに興味を持ち、パパっ子になるきっかけになったと思います。

 

パパっ子にするためには?
子どもの言葉を受け止め、三項関係で信頼関係を築く

ミルクをあげる。

 

一緒に寝る。

 

抱っこする。

 

一緒に遊ぶ。

 

これらの事は、バラバラの事として思えますが、実は子どもとの「二項関係」を築いています。

 

「二項関係」について簡単に説明すると、「子ども と 犬」や「子ども と パパ」等、1対1の関係のことです。

 

 

 

抱っこしたり、一緒に遊んだりしてパパと「二項関係」をどんどんつくっていきましょう。

 

「二項関係」を重ねていくと、次は「三項関係」を築く事ができます。

 

具体的には、1歳を過ぎたあたりからになりますが、三項関係を構築していく事で子どもとの信頼関係はより深まっていき、パパとの関係もより深まっていきます。

 

パパがやる事は、子どもの言葉を受け止めて、応対していく事です。

 

「三項関係」について簡単に説明すると、下の図のような「自分(子ども)」、「ママやパパ」、「物(下の図では犬)」の三角形の関係を示します。

例をだして説明していきますね。

 

「あー!あー!」と子どもが指をさしました。
(特別意訳:「パパ!見て!ワンワン(犬)がいるよ!」)

 

「え?これがなんなの?」

 

と思うかもしれませんが、これが、「三項関係」です。

 

「物(例では犬)」を見つけた事を大好きな人(パパ)に伝えたくなり、指差しをしながらパパとコミュニケーションを取ろうとします。

 

「犬がいる」という事実を「自分」が見つけ、「パパ」と共有したいからパパに伝える。

 

そんな時、「そうだね。ワンワン(犬)がいるね」

 

と子どもの心の声を代弁してあげましょう。

 

これだけで十分です。

 

大事な事は二項関係で「パパ」との関係をつくり、三項関係でより深い信頼関係を築いていきます。

 

自分が言葉になりきらない思いをパパが代弁して

 

「わんわんがいるね」

 

と共感してくれる。

 

この“共感してくれた”という空気感が子どもに良い影響を与えます。

 

繰り返すうちに

 

「この人はぼく(わたし)のことをわかってくれる人だ」

 

と、信頼関係がより深まっていきます。

 

正直、「あー!」だけでは何言ってるかさっぱりわからない事もあります。

 

でも、わからなくても、間違ってたってそこは大きな問題ではないんです。

 

受け止められ、共感してもらえる空気感を感じてもらう事が大事です。

 

パパっ子にするためには?
ママがイライラしたときこそチャンス

育児は本当に疲れます。

 

パパはママに頭があがりません。

 

どんなに優しいママだって、子どものギャン泣きにはうるさいと感じるしイライラもします。

 

そんな時、パパはチャンスです。

 

ママのイライラは子どもにも伝わっています。

 

そんな時、パパが抱っこしてくれたら。

 

子どもには「泣いている時に抱っこしてくれるヒーロー」に違いありません。

 

ママはイライラしたとき、パパに「パパっ子になるチャンスだよ!」と教えて助けてもらいましょう。

 

【番外編】
ママが寂しいからたまにはママっ子週間

 

1歳半を過ぎたあたりから、ママよりパパを選ぶようになってきました。

 

パパにとっては超可愛いですが、ママは子どもを取られたみたいでちょっとおもしろくありません。

 

育児の負担は減ったんですけどね。

 

そこで、「ママっ子週間」を実施する事にしました。

 

具体的にやった事は「毎日ママと寝る(パパは別部屋)」です。

 

最初数日は夜中に「パパ!パパ!」と泣いていた子ですが、1週間程するとすぐにママっ子になりました。

 

やっぱりママは偉大です。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました😊

 

子どもとの関わり方で読んだ本

 

子どもとの関わり方で妻が持っていたこちらの本を読んでいました。

 

保育士向けに書かれた本ですが、イラスト付きで会話形式でわかりやすく、子どもの行動や言葉に対して「どんな風に対応したらいいか」が例をあげて書かれているのでとてもわかりやすい本ですよ。

 


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